書籍情報に関しての知識が乏しかったので調査しました。
本投稿は、その調査結果をまとめた覚書のようなものです。
(大層な言い方をしていますが、ググっただけです)
1. バーコードの意味
書籍には2つのバーコードがありますが、それぞれがどのような役割を持っているのか調べてみました。
ただし、雑誌のバーコードは1つだけのようです。
書籍バーコードの規格について
ISBNという規格により、
世界中の本がユニークなID(13桁以上)を持つことができて、
そのIDをバーコードから読み取ることができます。
旧規格は、10桁のIDになっています。
詳しくは、下記サイトに記載されています。
http://www.asahi-net.or.jp/~AX2S-KMTN/bcodes.html#bookjan
日本の独自規格であるJANでは、
ISBNを上段のバーコードに、付加情報を下段のバーコードに持たせています。
1.1. 書籍JANコード(上段)
上段のバーコードにはISBNの情報を持たせています。
1.1.1. バーコードのコード体系
- JAN/ISBN書籍用フラグ
- EANコードで決められている書籍JANコードであることを表わすフラグ
- ISBN
- チェック・デジット
http://www.dsri.jp/jan/check_digit.htm
1.1.1.2. ISBNのコード体系
10桁の場合
- グループ・コード
- 国、言語圏、地域などを表す。
- 日本語圏では4。
- 出版社コード
- 書名コード
- チェック・デジット (1桁)
全体の桁数が10桁に収まるようにしなければいけないようです。
- 書籍接頭辞 (3桁)
- EANコード(日本ではJANコード)の書籍を表わす接頭辞「978-」または「979-」
- グループ・コード
- 出版社コード
- 書名コード
- チェック・デジット (1桁)
さらに全体の桁数が13桁を超えてもよい仕様になっているようです。
1.1. 書籍JANコード(下段)
下段のバーコードでは付加情報を持たせています。
- 書籍JAN2段フラグ (3桁)
- 分類コード (4桁)
- 価格コード (5桁)
- チェック・デジット(1桁)
内容に間違いなどありましたら
コメントからご指摘をお願いいたします。
以上
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